2013/02/28

英文パターンを編むということ

3月の英文パターンですが、13日(水)→27日(水)に変更になりました!
予定をしていてくださった方が居られましたら、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します。

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友人が念願の本を出しました。
「おしゃれな世界のニットレシピ 英文パターンで楽しく編もう」 著者オチアイトクコ
この本ではほんの少しだけ協力させて頂きました。ほんの少しだけ(*^_^*)
書籍を出す話を聞いたのは去年の春だったかな。
その数年前から、フリーペーパーを出そうか…という話をしていたほど、彼女はどうしても伝えたいことがあったんだと思います。

この本は、いわゆる普通の編み物の本ではなく指南本です。
日本の編み物だけでなく、海外にも目を向けてみるとこんなにも世界が広がるんだ!とニッターに知って貰いたいという内容。
私もどなたかのブログでravelryを知った時には衝撃が走りました!
確かその時は編みこみのミトンを見た時に、可愛いというより芸術作品だ!と思ったほどです(笑)
まだまだ知らないことがイッパイなんだな〜って、ravelryを何時間も徘徊したのを覚えています。

この本では全くの初心者には少し難しいでしょうけれど、ある程度編めることができるのであれば、略語などを駆使して編むことが出来ると思います。
編み図に慣れてしまっていると、文章で編むという行為に戸惑いは隠せませんが、これが慣れてくるとこちらのほうが編みやすかったりします。
(しかしながら、面白いことに海外では文章から編み図をおこす方がおられるそうです。)
文章は全体像がつかめないのが難点なので、訳しながら想像を働かせるしかないんですよねえ^^;

海外の編み物を編んでいると、とても自由だなと思うことが多いです。
作り目にしても、指定があればその通りでしますが、なければ自分の好きな作り目でOK!
もちろん、伏せ目も指定がなければ好きなようにしてもいいですし。
あと、段数で指定せずインチやセンチで長さを決めたりの指示が多いので、初めてこういうのに出くわすと戸惑うかもしれませんね。
なので、ひとつのプロジェクトをみてみると、いろんな人がいろんな作り目をして、いろんな長さで、いろんな伏せ目でおわらせてたりして、それはそれで見ていて楽しいし勉強になることもしばしば。

また、パターンを少し弄るのもOK!
例えば、輪針でぐるぐると編むニットが海外では多いのですが、糸の形状のために着ているうちに斜行していく場合があったりします。
その場合、サイドにseamとして裏目を1目を入れるだけで、少しは斜行を軽減させる役目があるので、自分でパターンを変更してもいいわけです。
そういった意味で、自分らしい自分だけの自由なニットが出来上がるんですね(*^_^*)


そんなこんなで、この本ではそういった楽しさを教えてくれるのではないかと思います。
お勧めのデザイナーやサイトが紹介されているので、1つずつパターンを買うのもよし、アマゾンで洋書を買うのもよし、まずはトライ!ですね(*^_^*)
私はkim Hargreavesからウェアを編むことが多いですが、糸屋が出しているQuince&coのニットたちも気になる所。
所用でこちらを編むことになりそうなので、今のうちにチェックしておかねばです!


ニッターの世界が広がるとともに、編み物に興味を持ってくださる若いおじょーさんが増えると尚且つ嬉しいです!

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