2012/03/10

ヒツジパレット



昨日、京都文化博物館で行われている「ヒツジパレット」に行ってきました。
京都北野白梅町にお店を構える「スピンハウスポンタ」さん主催の展示会です。
羊毛を使用した作品がずらりと飾ってあるのですが、フェルトや、織り、ニッティングなど個性的なものから実用的なものまで、ありとあらゆるものがありました。
織りをなさっている方は、スピンドルや紡ぎ車で紡いで織りをなさっている方が多いのでは?と見受けられました。
どれもこれも素敵な作品ばかりであっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ、息つく暇がありません(笑)
特に心を奪われたのは、入り口付近に展示されていたニードルフェルトで作られた羊!
すっごく可愛かったんです。
もし売ってあれば買いたいぐらい可愛くて、触りたいところをぐっと我慢。
もちろん写真を撮ることも禁止ですから、心に焼き付けるしかありません!
ああ、あんなに可愛い物が作れるなんて…。

2,3年ほど前に田村直子さんの作品展を見に行ったことがありまして、今回この展示会で再び拝見することが出来ました!
田村直子さんといえば、スピンドルでこんなに細い糸を紡ぐことが出来るのは、この世でこの人しかいないのでは?と思ってしまうほど、極細の糸を紡いでらっしゃる方なんです。
今回拝見させていただいたのは、シェットランドレースのショールとサンカ手袋だったのですが、どちらも一歩間違えれば切れてしまいそうなほど繊細な糸で編んでられて、作品をじっくり見ないとわからないぐらいです。
4人のシェットランドレースでは、田村直子さんの糸が細すぎて他の方の作品の糸が太く思えてしまうほどなんです(^^;;
他の方も十分細いのに…田村マジックなんでしょうかね〜(#^.^#)

その昔の展示会の時に購入させていただいたもの。
ニット帽とマフラー。
染は何だったか…忘れてしまいました。 
ミニチュアセーター
玉ねぎ染だったと思います。

どちらも、極細に紡がれた糸をご自分で染められてそして編む…羊毛を愛されているのだなあ〜ってつくづく思います。
私も何時かは、自分で羊毛を紡いで染めて編んで…と思っているのですが、なかなか行動に移せませんね〜。なんせ、やりたい事だらけなので、これは後回しになってます。
そう、織りもやりたいのですよぉ。

糸は洗われているのか、かなりソフトめ。

たくさんの作品を見た後、制作意欲がむくむくと(*^_^*)
展示を見た後その足で金の羊さんに行ってきました。
おそらく、同じ会場を後にした人たちが集まってきたのでしょう、いつも静かな店内が賑やかでした!
興奮冷めやらぬまま、洋書や糸などを物色。
ずっとカタログ(年に一度、送ってくださるのです)を見ては気になっていたカシミヤの糸を購入してしまいました(汗)
買うつもり全然なかったのに…!
100gでこの細さ、私の見立てでは三角ショールが2,3枚は編めそうですよ。
うふふ、楽しみですね。何時編めるかわからないけど(ノ∀`)タハー



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